■ 経営方針
日本を代表する銀行・金融分野でのマーケットインをお客様と共同で開発し独自のライブラリの権利を保有しそれを提供します。
LANMCE株式会社がめざすところは
『日本を代表する銀行・金融分野のビジネス判断に影響を与える要因を分析し、その時代にあった
「1.アルゴリズム(独自の定義)」、「2.メソッド(カプセル化した手法)」、「3.モデル(定式化)」
を提供することにより、日本の銀行・金融経営の健全化に一翼を担う』ことです。
昨今の新金融規制(BIS-Ⅲ)の合意により金融分野の経営は「形式」から「実質」へと進化できるかが試されています。
この潮流は、来たるべきBIS-Ⅳによりさらなる加速が予想されます。
「形式」から「実質」への進化に伴い、これまでのシステムや考え方では対応しきれないことが多々でてくることでしょう。
そこで我々は、分野にとらわれることなく広い視野をもち、 様々な情報や技術を余すことなくかき集め、
・情報のアロケーション(性質の異なる情報をグループ分けし、情報を整理する)
・情報のラリー(散乱された情報を整え直し、再び情報を結合する)
を行うことにより、新しい時代にあったシステムの構築に挑戦していきたいと考えています。
この革新的なシステムの実態は、まだ見えていない部分が多々ありますが、金融関係者との対話を通じて革新に必要な情報(資産)を
発掘し、課題を明確化することにより、日本を代表する銀行・金融分野におけるマーケットインのシステムを仲間とともに最短距離で
誕生させることを誓います。
以上のことを踏まえ、 LANMCE(株)が目指す在り方を一言で言うと「あらゆる情報資産(経営資源)を再結合することに長じた会社」です。
■ 特化技術・特化分野・得意分野
LANMCE(株)は金融システム構築(FinTech(フィンテック):金融〔Finance〕と技術〔Technology〕)を主要ビジネスドメインとし、
かつ「コンサルティングファーム」と「リサーチャー・ラボ(lab)」そして「ソフトハウス」の3つの特長を有する業界では絶対数が
少ないソリューションプロバイダーです。LANMCE(株)は、金融分野の中でも特に金融工学、デリバティブの領域を主戦場とし、
そこで必要とされる数式モデルを実装(コーディング)する部分や、これまでの金融リスク領域を主戦場とした、経験、及び知識の
「実態価値」で他社との違いを生み出すことを特徴としています。
金融分野の主戦場では、銀行側のモデラー〔Modeler〕との対話で培った様々な経験、知識です。
また、モデラー〔Modeler〕を一言で表すと『データに新たな価値を与えてビジネスを展開すること』と言えます。
つまりは、昨今では、膨大な量のデータ(いわゆる「Big Data」)があふれており、人々(組織、今次であれば金融機関)は日々、
新たなデータを生み出し、それを利用し、データから何かを見出そうとします。また、金融分野の新商品開発(既存商品の改良)
に寄与するためのBig Dataの活用とも考えられます。これら膨大な量のデータに対し、多様な分析手法を駆使し価値ある情報を抽出
するという「モデル」の構築(と既存モデルの改良)を行い、データに新たな価値を与えるビジネスを展開することです。
そのため、新たな技術や事業の開発、金融分野の新商品開発(と既存商品の改良)、リスクコントロール分析には、不断の創意工夫
と研鑽が必要であり、相応の時間も必要です。しかし、新たな技術は、必ず他社が模倣し、追随してくるものであり、時勢を問わず、
継続的に必要となると考えられため、弊社では様々な経験あるモデラー〔Modeler〕との対話が必要となります。